パソコンの元祖TK-80 実演とシンポジウム

2010/04/03 番組 このエントリをはてなブックマークに登録

3月27日、穏やかな土曜朝のtwitterライフを満喫していると、SamFURUKAWAさん のつぶやきを見かけました。

今日は、TK-80をテーマにした、こんなイベントもあるよ!
http://ascii.jp/elem/000/000/508/508968/ 誰かUST中継してくれないかな?(8:51 AM Mar 27th)

お、これは面白そうじゃないですか!

というわけで、NKHに緊急出動が発令されました。放送までの流れは以下の通り。

 

08:51  SamFURUKAWAさんのつぶやき

11:11 上記つぶやきを発見。NKHメンバへ展開。

11:19 主催者様へ中継許可依頼。同時にNKHメンバへ機材準備&移動令発動。

11:42 主催者様から中継許可ゲット!中継メンバー移動開始。

13:00 イベント開始。ニコニコ生放送の予約枠放送も開始。ただし、ニコニコ生放送用の中継環境が到着していなかったため、iPhoneによるUstream配信を開始。

13:09 ニコ生配信環境が到着。ニコ生での配信開始。

相変わらず無茶な中継開始ですが、それがNKHクオリティ!

 

さて、中継現場ではFOMAとE-Mobileの2回線を用意していたのですが、どちらも通信状況があまり良くありませんでした。音声はお届けできたのですが、残念ながら映像が紙芝居状態の部分が多くなってしまいました。

一方で、今回の中継では、前日に開始されたニコ生のtwitter連携機能が大活躍でした。通常コメントよりも、twitterでのコメントが多いというのは、ニコ生では珍しいのではないでしょうか。イベントの性質や視聴者層によって、両者をうまく連動させられるように考えていきたいと思います。

 

TK80-1 

会場の様子。もちろんニコニコ生放送の画面も会場の皆さんに見えるように表示しています。会場からtwitterでコメントを書き込んでいた方もいらっしゃったそうです。

 

TK80-2

現役稼動するTK-80を持ち寄っての展示やプレゼンテーションも行われました。マニュアル類も当時のものがそのまま見られました。PDF配布は便利なのですが、この懐かしさは出せませんね。

 

TK80-3

こちらはシャープ(株)のSM-B-80TE。電源にエネループを使用しているあたり、現代を感じます。

 

TK80-4

こちらは中日電工から発売されているTK-80互換ボード。279個の汎用ロジックを使用しているそうです。組立キットなので、大量の部品が送られてきて衝撃を受けるそうです。

 

TK80-5

こちらはPSoCと組み合わせて、ネットワーク接続機能を搭載したTK-80。PSoC使うならTK-80いらないのでは・・・などという無粋なツッコミは当然ながら笑ってスル―です。

 

イベント内容の詳細については、下記参考リンクに詳しくまとめられていますので、そちらをご参照ください。(放送しながら講演内容のメモをとったりするのは難しいですね…今後の課題です)

 

[参考リンク]

 「TK-80実演とシンポジウム」レポート 日本の ”マイコン文化” はここから始まった(ASCII.jp)

東京理科大学近代科学資料館が「TK-80」のシンポジウムを開催~34年前に1台の8bitマイコンキットがもたらしたもの」

TK-80 (Wikipedia)

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